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ブログ第140号:一美塾教室の縮小と新たな挑戦(お知らせ)

 一美塾(KAZUMIJUKU)の教室を一部縮小することにしました。具体的には熊本の龍田教室、佐賀の佐賀教室、福岡の北九州教室とチャント教室夜の部の4つの教室を終了します。時期については、北九州教室が来年3月末で、その他の教室は今年12月末で終了することにします。
 縮小の理由は以下のとおりです。

① 2012年に熊本県の荒尾教室(荒尾市中央公民館)を開設して以来、福岡、佐賀、熊本の3県に一美塾(KAZUMIJUKU)の教室を開設してきました。現在、8つの教室がありますが、ほとんどが10年を超えています。
趣味の延長としての教室運営であればわざわざ遠い所に出向いて教える必要はありませんが、私たちの開設の目的は、クロマティックハーモニカの愛好者を増やし、同時にハーモニカの指導者を各地に育てるということでした。そのためにはなるべく遠い所に出向いて広範囲に教える必要があります。交通費等を考えると採算の合わない教室もありましたが、トータルで赤字にならなければ良いという考えでした。そして5・6年も教室を運営すればそのうちに指導者になりたいという人が現れるだろう。そのときはその人に教室の運営を任せて私たちはそこから撤退しようと考えていました。

これまでを振り返ると、クロマティックハーモニカ奏者を増やすという目的はある程度達成しましたが、指導者を育成することはできませんでした。指導者の資質としては、一定レベル以上のハーモニカの技量があること、プログラムやチラシの作成などある程度パソコンを使いこなせること、音響機器の知識が一定程度あることなどです。そして何よりもハーモニカを教えるという意欲、情熱が必要です。このような人が出てくれば一美塾としては全面的にサポートしようと思いこれまで頑張ってきましたが、残念ながらそういう人は現れませんでした。指導者としてのハードルを高くした訳ではありません。ハーモニカのスキルが少し劣っていても向上心があり教室を開きたいという気持ちがあれば、パソコンや音響機器の操作等も含めて支援していこうと思っていましたが、現実は非常に厳しかったと言わざるを得ません。

公民館や文化サークルの教室(ハーモニカ教室に限らない)に入会してくる人のほとんどが60代以上の人たちです。入会の動機としては、定年退職して何か趣味を始めたい、親や夫・妻を看取り生活に少しゆとりがでてきた、高齢になりハリのある生活をしたいなどの理由が多いでしょう。若年層や中年層の人たちが入会してくれば、その中から教室を持ちたいという人が出てくるかもしれませんが、ゆとりを持って生活できない今の厳しい社会では、特に若い人たちが気楽に入会できるような状況ではありません。

そしてこの先5年、10年と教室を運営していっても今後、指導者となるような人が出てくる可能性は極めて低いと思います。そこで今回、思い切って教室を縮小することにしました。

② 車で往復4時間近くかかるような教室があります。2人共(中島一夫&由美)70代中盤に差し掛かり、体力を維持することが困難になりつつあります。車の年間走行距離は毎年2万キロを優に超えています。交通事故を起こしたら身も蓋もありません。ですから今回、負担を軽減するために遠距離にある教室と夜の教室(19時~20時半)を終了することにしました。

③ 私たちは現在、猫を10匹飼っています。みんな野良猫でほとんどが殺処分寸前に保護しました。彼らのほとんどが10歳を超えています。この中には20歳を超える子が2匹います。交通事故による脊髄損傷で後ろ足が麻痺し自力排尿ができない子もいます。この子は1日に2回必ず手で圧迫排尿をする必要があり、今日はちゃんとオシッコが出るだろうかと不安になることがあります。また今現在、自らの力で水が飲めない、餌も食べることができない子がいて、この子には口の横からスポイドやシリンジ等で少しづつ水分や流動食を与えています。片時も目が離せないのでレッスンに行くときはいつも一緒です。
このように心配事は絶えませんが、逆に彼らがいることで生きる力をもらっていることも事実です。ハーモニカの活動にもプラスに働いています。この子たちと少しでも長く一緒に過ごしたいと思っています。

④ 30代の頃はよく一人で山登りをしていました。40代の頃は母とケンタ(愛犬)を連れて九重山や脊振山など近場の山によく登りました。トライアスロンやマラソン大会にも頻繁に出ていました。体力的に山登りができるのは80歳前半ぐらいまででしょう。これからは体力維持のために山登りなどをしながらゆっくり時間を過ごしたいと思います。

1996年6月23日、大分県の久住山山頂にて、母・ケンタ(犬)と登る
1997年5月31日、大分県の坊がつるキャンプ場にて、母・ケンタと登る 後方は私たちのテント
2000年2月5日、大牟田市にある三池山山頂にて。後方向かって左から由美先生、職場の同僚、私。前列は私の母と愛犬ケンタ
1996年6月2日、天草トライアスロン。自転車に乗っているのは私
1996年6月2日、写真中央が私

⑤ 新たな挑戦に向かって!!
九州にはコン・カローレ佐賀という原克江先生が指導されるすばらしいハーモニカの団体があります。一美塾も来年4月頃に「カンタービレ大牟田」というクロマティックハーモニカの団体を立ち上げ、クロマティックハーモニカのすばらしさを広めていきたいと思います。年に1度の定期演奏会と様々な演奏活動に取り組んでいく予定です。一美塾の会員であれば誰でも参加できます。
※「カンタービレ」(Cantabile)とはイタリア語由来の音楽用語で「歌うように」「表情豊かに」という意味

教室の一部閉鎖に踏み切った理由はこの他にもありますが、主な理由としては以上の①~⑤のとおりです。
生徒さんに口頭で説明してもなかなか真意が伝わらないと思います。また一美塾を退会された方の中には、引き続き私たちを支援してくださる方や教室運営、イベント等に気をかけてくださる方もおられますので、長文になりましたがブログでお伝えすることにしました。

一美塾の生徒さん並びに一美塾を応援してくださる方には、何卒ご理解の程お願い申し上げます。
なお、今回終了となる教室については、残った皆さん達で協力しながら引き続き活動されることを切に願っています。一美塾の教室ではなくなりますが、お一人お一人とこれまで築いてきた関係・絆は不変です。今後も何らかの形でサポートしていくつもりです。具体的には、一美塾の発表会、合宿、その他のイベント等への参加(カンタービレ大牟田への参加を含む。)は自由とします。参加料もこれまでと同じですので安心してください。(具体的な取り扱いについては、後日生徒さん全員に文書でお知らせします。)

クロマティックハーモニカ道場一美塾(KAZUMIJUKU)はハーモニカを通じて人との繋がり・絆を大事にする団体です。引き続き応援よろしくお願いします。

            2026年10月7日
    一美塾代表 中島一夫、中島由美

※ 一美塾のホームページはアメリカ、中国、ドイツ、シンガポール、ロシアその他の外国の人たちも若干閲覧しています。「一美塾」という言葉をグーグル等で自動翻訳するとイチミジュク(ICHIMIJUKU)となってしまいますので、一美塾(KAZUMIJUKU)と表記しました。

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