Chromatic Harmonica Dojo Kazumijuku

中国南部の少数民族の生活に根差した楽器

　フルスは元々中国南部に位置する雲南省の少数民族の生活に根差した民族楽器でしたが、一般の中国人にはほとんど知られていませんでした。それが２０００年前後に瞬く間に広まり、今では中国の民族楽器として広く知られるようになりました。ただ、海外にはほとんど広まっておらず、知る人はほとんどいません。日本では2005年以降、大牟田市を起点活動とし、全国に広めています。

　はい。チャントでは日本フルス協会・大牟田フルス協会の講師によりフルス教室を開いています。大牟田フルス協会には中国フルス学会からフルス優秀指導教師の認定をもらった講師をはじめとして、中国フルス学会認定の10級（最上級）に認定された講師陣がいます。

グループレッスン

レッスン日：毎週火曜日　９時～１２時　
レッスン料：５００円（お菓子、コーヒー付）
　和気あいあいとした雰囲気の中で練習をしています。あなたも仲間になりませんか？　大牟田市内には他にもフルス教室があります。一番下に教室一覧を掲載していますので、最寄りの教室に是非お越しください。お待ちしています！！

個人レッスン

レッスン日：随時（双方が折り合う日時で行っております。）
レッスン料：１,５００円/４０分（お菓子、コーヒー付）
講　　　師：清水 由美（中国フルス学会認定による10級取得）

　とんでもない、とても易しい楽器です。特に日本では小学校3年生から、日常の学校生活で、リコーダーを吹いている世界中どこにもない音楽先進国なのです。日本こそが、フルスが普及する環境が最も整っています。
　ですから、現在（2020年頃）、70歳以下の人だったらその日のうちにだいたい吹けます。
　もちろん本当に上手になるにはちょっとした努力が必要ですが………

　残念ながら、あります。音域が狭いのです。一般の日本の曲や世界の曲を吹こうとすると、曲数が限られます。中国ではその音域内で吹ける中国民歌(ちょっと違うけど民謡みたいなもの)がどんどん作られているので、問題ありません。中国ではもっぱら中国民歌を吹いています。

　中国民歌はすばらしいのですが、日本では中国民歌ばかり吹いてもつまらないですよね。そこで、新しい発想で、フルス4部合奏を始めました。高音部の出ない音を他のパートで補う、または補充するという方法で今では世界中のほとんどの曲を吹けるようになりました。これは世界でも初めての取り組みだと思われます。
　さらに、4部合奏にすることにより、さらに豊かに響き合い、心にしみるハーモニーを作ることができるようになりました。Youtubeで「フルス」で検索してみてください。今では「糸」だって「ジュピター」だってなんでも吹けるようになりました。