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7月14日と15日の両日、音楽サロン・チャントにて徳永延生先生によるハーモニカ指導をしていただきました。プロフィールでも述べていますが、徳永先生は私たち(清水&中島)の師匠です。
ブログ第16号で少し述べましたが、8月1日開催予定の西日本ハーモニカコンテスト(決勝ライブ)に一美塾から出場します。詳しくは以下のとおりです。
●大アンサンブル部門・・・・アンサンブル一美塾(カズミジュク) 演奏曲「小さな世界」
●小アンサンブル部門・・・・久留米サンフレンズ 演奏曲「巣立ちの歌」
●クロマティックハーモニカ・ソロ(ジャズ・ポピュラー)部門
佐賀教室の吉村幸子さん 演奏曲「Fly Me To The Moon」
コロナ禍の状況でこれまでコンテストに向けて練習に励んできましたが、さらなるレベルアップを図るため大牟田(福岡県大牟田市)での指導を先生にお願いしたところ、快諾いただき実現しました。
初日(14日)は正午前にJR大牟田駅に到着されるということでチャント教室の堺さんと車でお迎えに行きました。列車は定時に到着。JR大牟田駅からチャントまでは車で5分ちょっと。この日はチャント教室のレッスン(10:30~12:00)です。レッスンが終わった頃にチャントに到着。先生を囲んでの昼食となりました。
13時から久留米サンフレンズ(巣立ちの歌)の指導が始まりました。クロマティックハーモニカ界の第一人者を前にしてちゃんと演奏ができるだろうかと不安がよぎりましたが、メンバーの眼差しは真剣そのもの。心配をよそに思った以上の演奏をしてくれて安堵しました。
巣立ちの歌(3重奏)はゆったりとした流れるようなメロディですが、これだと変化に乏しいので、曲の中間部分で軽快な弾むようなものにしたいと思い、コンテスト用に編曲しました。この曲ではうまくテンポに乗って演奏できるかどうかが鍵となります。
徳永先生の指導では、心地よい響きとするために楽譜の一部を修正、さらに細かい所にもいろいろとアドバイスをいただきました。本当に有り難うございます。本番では一段とレベルアップした演奏ができると思っています。
久留米サンフレンズの約1時間の指導が終わり、休憩を挟み次はアンサンブル一美塾(カズミジュク)の指導です。指揮者を含め総勢16名。すべてクロマティックハーモニカだけで構成するアンサンブルです。
小さな世界(4重奏)はリズムを合わせるのが非常に難しい曲です。構成メンバーの人数が増えれば増えるほど難易度は増します。1stは軽快な弾むような音を出すことが求められます。2ndと3rdは細かい音の連続で、似たようなフレーズの連続です。今回のコンテストでは全員暗譜で演奏するため、ちょっとでも気を抜けば今どこを演奏しているのか分からなくなり、正確さと集中力が求められます。4thは4オクターブの音域の中の最低音域を吹きます。最低音域は音を出した時のレスポンス(応答)が遅いため、ハーモニカのくわえ方や舌の位置、吹き吸いをする息の勢い等を微妙にコントロールする必要があります。これらの難しさを克服したとき、聴いていてウキウキするような、踊りたくなるような曲✨になります!!
徳永先生の特別レッスンでは、特にリズムトレーニングを中心にいろいろと貴重なアドバイスを頂きました。