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ブログ第11号:佐賀教室第9回発表会・2021/4/6(水)

 佐賀教室第9回発表会の模様をお届けします。大変遅れて申し訳ありませんでした。
 西日本ハーモニカコンテスト応募の締切日が4月末日で、4月は各教室のレッスン日以外はすべてコンテストの練習日に充てたため、ブログに割く時間がありませんでした。一美塾からはアンサンブル部門とソロ部門にエントリーしました。録音も4月26日までに終わり、翌日申込みを完了しました。あとは審査の結果を待つのみです。コンテストの録音風景等もブログにアップしたいのですが、審査に影響を及ぼすといけないので、また別の機会にすることとします。

佐賀教室第9回発表会プログラム

佐賀教室第9回発表会:656(ムツゴロウ)広場

有明海に生息するムツゴロウ
有明海

 佐賀教室発表会の会場は、いつもの練習場所カフェ・ブラッサンスのお隣のPLAZA656(通称ムツゴロウ広場)です。この会場は屋外ですが屋根があり大雨でも支障なく使えます。音響設備も完備され、天井も高いため音の響きも良く屋外の施設としては申し分のない会場です。
 佐賀教室のメンバーは現在3名と少ないですが、皆さん真剣に取り組まれていますので、こちらも気合が入ります。今回の発表会には遠くは北九州教室から2名、久留教室5名、チャント教室1名が駆けつけてくれました。本当に有り難うございます。他教室からの参加があると発表会が華やかになりますね。😀

 黒いオルフェ(合瀬秀樹さん:佐賀教室)合瀬(おうせ)さんの音は非常に太くて柔らかさがあります。この黒いオルフェは徳永延生先生による編曲です。先生編曲のアドリブはどの曲も非常に洗練されていますが、演奏する側からすると相当に手強いですね。この曲もそうで、大抵の人はアドリブの途中で止まってしまうのではないでしょうか。それほど難しい曲です。しかし合瀬さんは果敢にチャレンジされました。これも地道な練習の賜物だと思います。さらに高みを目指して頑張ってください。
映画「黒いオルフェ」(フランス・イタリア・ブラジル合作映画)向かって左がユリディス、右がオルフェ
ダイアナ(米原眞知子さん:佐賀教室)米原さんは以前天神教室に在籍されていましたが、数か月前にこちらに移籍されました。
 このダイアナは徳永先生の模範演奏を聴くと誰でも一度は演奏してみたくなるような曲だと思います。聴いていてわくわくします。しかし演奏となるとそうは問屋が卸しません。
 弾むような音はどのようにして出すのか、素早いテンポのフレーズはどのようにして克服するのか、高音域で音量を落とさないためにはどういう練習をすればよいか・・・などこの曲にはハーモニカにとって大事な要素がたくさん含まれています。私もこの曲はよく演奏しますが、仕上げるのに何年もかかりました。米原さんもさらに精度の高い演奏を目指してください。
 
タンゴ「黒い瞳」(吉村幸子さん:佐賀教室) 吉村さんは佐賀教室立ち上げ時からのメンバーです。残念ながら当初のメンバーは吉村さんだけとなってしまいましたが、地道な練習が実り着実にレベルアップされています。何事も継続は力なり!!ですね。
 
遠いあこがれ(柿野周二郎さん:北九州教室) 柿野さんははるばる北九州から参加いただきました。柿野さんとの出会いは今から20年以上前でしたね。私と清水がひよっこの時代でした。幾星霜の時を経て今でも交友が続いているのはハーモニカのお陰です。柿野さんのすごいところはハーモニカに関する知識が豊富で、他の追随を許しません。ハーモニカ談義になると俄然と目が光り、その語りは時として辛口となることもありますが的を得ています。これからも一美塾のご意見番として思う存分個性を発揮してください。そして若い私たち(❓)に力を与えてください。 
桜色舞うころ(文屋功さん:北九州教室)はるばる北九州から参加していただき有り難うございます。複音ハーモニカとの二足の草鞋、北九州教室のリーダーとして頑張っておられます。また他教室の発表会には北九州教室の生徒さんの送迎も一手に引き受けていただき、本当に頭が下がります。🙇
星空に両手を(原田秀徳さん:久留米教室)原田さんは以前、トランペットをされていたそうですが、今ではすっかりハーモニカの魅力に取りつかれているとのことです。ハーモニカに限らず楽器は何でもそうだと思いますが、基礎練習を常に怠らず、ある一定の期間(3~5年、もちろん個人差はあります。)継続する。そしてこの間、なるべく多く場数を踏む(人前で演奏する)ということをしないと演奏する喜びを味わうというところまでには至らないと思います。一美塾では、このようなステップを踏んでこられている方が半数以上を占めるようになりました。今後が楽しみです!!
矢切の渡し(久保田敏子さん:久留米教室)矢切の渡しが世に広まったのは、明治39年、雑誌「ホトトギス」に発表された伊藤左千夫の小説「野菊の墓」で、主人公の政夫と民子の悲しい恋の舞台となったのがこの矢切の渡し。そして細川たかしが歌った「矢切の渡し」で全国的に有名になりました。この曲は私も時々演奏しますが、久保田さんの十八番になりましたね。久保田さんは久留米教室がまとまるようにと、いつも周りに気を配っておられます。有難いことです。これからもよろしくお願いします。
矢切の渡し
ムーンリバー(福永広顕さん:久留米教室) 各教室ではまず最初に基本練習(ウォーミングアップ1~3)をしますが、いつも楽譜から目を離して演奏されるのが福永さんです。暗譜されているので4番と5番、8番と9番のドの吹き分けもきちんとされています。
 レッスンではいつも「ウォーミングアップはなるべく暗譜で演奏しましょう!」と言いますが、ほとんどの人が馬耳東風、馬の耳に念仏、ぬかに釘😑です。一美塾の生徒さんは福永さんを是非見習ってくださ~い。他人事ではありませんぞ!😬
 福永さんは奥様同伴での参加でした。今日は会場に愛犬ケンタ🐕を連れてきていましたが、やさしく声を掛けていただき有り難うございました。動物に対する深い愛情を感じました。😸
オードリー・ヘプバーン(映画「ティファニーで朝食を」より)
雪が降る(本多和代さん:久留米教室)本多さんは米原さんのお姉さんで、お二人は本当に仲の良い姉妹です。本多さんはいつも暗譜で演奏されます。ハーモニカに対する意気込みが伝わっています。
桜坂(草場若菜さん:久留米教室)草場さんのレパートリーは私のレパートリーと重なる部分があるので、聴いていると音符の一つ一つが手に取るように分かります。楽譜を忠実にそして徳永先生の模範演奏を良く聴いておられますね。
Fly Me To The Moon(吉村幸子さん:佐賀、草場若菜さん:久留米)現在、一美塾で最強のデュオです。この曲は前半はゆったりと進み、後半は急にテンポが速くなります。途中で急にギアを入れ替えないといけないので、演奏する側は結構、緊張を強いられます。一緒に練習できる機会がほとんどない中で、ちゃんとまとめられました。👏
宇宙戦艦ヤマト(江﨑尚美さん:チャント教室)江﨑さんは演奏時の姿勢が良く、礼儀正しく動作がきびきびとされています。そして何事にも動じないという強心臓の持ち主です。中学・高校時代は剣道をされていたそうです。武道は音楽に通ずですね。

 この後はチャント・久留米合同発表会(4月28日)の模様をお届けします。今しばらくお待ちください!!

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