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ブログ第62号:久留米教室ファーストコンサート

久留米教室 ファーストコンサート

 3月30日(土曜日)は久留米教室のファースト(第1回)コンサートでした。多くの方にご来場いただき大変有り難うございました。

 この日のコンサートの音響は久留米シティプラザにお願いしていました。ですから私はもっぱら客席横の通路で音響のチェックをしたり、控室で生徒さんのハーモニカの不具合を直したりで、客席で落ち着いて聴くゆとりはありませんでした。

 プログラムの前半はややハーモニカの音量不足です。そこで舞台脇にいたシティプラザの係員に音量をもうちょっとアップするようにと伝えましたが、「リハーサルで調整した音で流しています」というそっけない返事です。「通常、リハーサルよりも本番の音量を上げるのが普通じゃないですか。」と言うとちょっとむっとしたような顔に変わり、しぶしぶ会場の外にある音響室に連絡しました。少し音量は上がりましたが、まだ不十分です。そこでまた音量アップをお願いすると、「そういう細かい指示をされるなら、音響をシティプラザではない外部の業者に委託してください。」と言う。こちらもはい、そうですかと引き下がる訳にはいきません。そこで、「客席に来て実際の音を聴いてください!」と言って音量をアップしてもらいました。一時、険悪な状態になりましたが、何とか音量をアップしてくれて一件落着です。

 コンサートで一番困るのは、ハーモニカとカラオケの音量を如何に適正に保つかということです。ハーモニカは絶対的な音量が他の楽器と比べると劣ります。しかもハーモニカは吹く人によってその音量が2倍から3倍ぐらいの開きがあります。特に7番穴から上の高音域ではそれが顕著です。ですから吹く人によって音量を調整する必要が出てきます。一人の奏者でも高音域の音量が極端に落ちる場合、音量を上げる必要があります。そうしないとカラオケの音量に負けてしまうからです。とにかくハーモニカ演奏の場合、音量をこまめに調整することが求められます。

 音響の専門業者でもハーモニカのコンサートを数多く経験していないと、その辺のところが理解できません。施設(コンサートホール)側に音響を丸投げするとこういうやっかいな問題が必ず出てきます。奏者の立場に立って考えてくれる音響担当であれば、こちらの要求を素直に受け入れて対処してくれますが、そのような人はなかなかいないというのが現実です。
 一悶着ありましたが、コンサートの後半では音量の問題は解消しました。

この日は一美塾の各教室からもたくさん来てくれました。そしてチラシを多方面に配っていたため、一般のお客さんもかなり来て下さったのではないかなと思います。

 客席側から生徒さんの演奏する姿を見ていましたが、落ち着いて堂々と演奏していたと思います。アンサンブルも揃っていて、聴きごたえのある演奏でした。

 以下は久留米教室の福永広顕さんのコメントです。福永さんと松本豊太郎さんのお二人には久留米教室の責任者としていろいろとお世話になりました。特にコンサート開催間際には多くのトラブル・問題が発生しましたが、私たち講師と生徒さんとの間に入っていろいろと調整をしていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。

久留米教室代表 福永広顕さんのコメント

 まず初めに、原田さんに感謝します。
昨年「久留米サンフレンズ」を立ち上げ、参加者をまとめ上げ、無事に一つのコンサートを開催できたことは、グループ一人一人の、大きな自信につながったことと思います。
 最初、久留米シティプラザでの(ファースト)コンサートの計画を発案されたときは、「この少ない人数で・・・」と内心思いました。
しかし1年前の3月「同施設のCボックスの予約がとれたから。またキャンセルは半年前まで可能。」と言われ、徐々に気持ちも固まっていきました。
 開演1ヵ月を切った今年3月に入って「同Cボックス」を初めて見ることが出来ました。客席140程度、全体にコンパクトに感じましたが、舞台は以外に広く感じました。出演者のみなさんも、のびのび演奏出来たのではないでしょうか。
 今回、受付・音源操作・演奏者誘導などのサポート役として、「チャント教室:堺さん、江崎さん、龍田教室:高木さん、筑紫野教室:大武さん、坂本さん、青木さん」にもお手伝いいただき深く感謝いたします。また応援に駆けつけていただいた他の教室の方々にも感謝いたします。おかげ様で100名を超える観客があり、演奏にも熱が入りました。
 最後になりましたが、中島先生には、チラシ・プログラム作成からアンサンブルの編曲・伴奏作成にまで尽力いただき厚く感謝いたします。

プログラム(表)
ファーストコンサート表
プログラム(裏)
ファーストコンサート裏
以下は演奏時の画像です。コンサート時は舞台裏で音響担当と音量調整の打ち合わせをしたり、ハーモニカの修理やアンサンブル曲の指導等をしていました。その合間を縫って写真を撮ったので全員撮れていません。撮れていない方、すみませんでした。
オープニングの曲:夜来香
トップバッター:徳永孝子さん
松田桂子さん
松本豊太郎さん
アンサンブル:朧月夜(2重奏)
渡辺満子さん
梅原ひろ子さん
デュオ演奏:森のくまさん(向かって左が福永広顕さん、右が松本豊太郎さん
アンサンブル曲:切手のないおくりもの(2重奏)
福永広顕さん
デュオ演奏:サリーガーデン(向かって左が梅原ひろ子さん、右が渡辺満子さん)
フルス演奏:清水由美講師
 演奏終了後は控室で打ち上げをしましたが、他教室の方も参加してくれて大いに盛り上がりました。この後、久留米教室の人たちは場所を変えて反省会をしたようですが、清水と私は失礼しました。 
 この日は他教室からたくさんの方が裏方としてお手伝いをしてくれました。本当に有り難うございました!!

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