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今日(11月1日)は音楽サロンチャントで第8回目のふれあいコンサートを開催しました。20数人の来場がありました。本当に有り難うございます。月に1回の開催なので毎回来られている方もおられ、何か身内のような親近感があります。来週金曜日(11月8日)は龍田教室(熊本市)の発表会です。それまで1週間ありますので、その間に10月25日から2泊3日で開催した一美塾合宿の模様をお届けします。ボリュームがあるので数回に分けてアップします。ふれあいコンサートについてはその後にアップします。
まずは合宿の概要とスケジュールを以下に掲載します。今回はマイクを使用しない、カラオケを使用しないで演奏する方法を学ぶことを合宿の目的としました。
合宿初日は15名の参加でした。初日は正式には午後1時からの開始ですが、多くを学びたい人のために希望者については10時からスタートすることにしました。
私はこの日からおおむたハイツに泊まるため、母(95歳)にはショートステイ(2泊3日)で過ごしてもらうことにしました。9時頃母を施設に連れて行きましたが、ショートステイは初めてのためか別れ際に少し不安げな顔をしていました。しかし慣れてもらわないといけないので、大丈夫!大丈夫!と言って笑顔😀で別れました。会場となるおおむたハイツには10時少し前に到着。すでにチャント教室の堺峯子さんや坂田しおりさんその他数人の方が来られていたので、音響機材等の搬入を手伝ってもらいました。
会場は2階の海(有明海)の見えるところで、部屋も広くここからは雲仙普賢岳を遠くに臨むことができます。合宿の会場としては申し分ありません。
今回の合宿では、ハーモニカ1本で演奏する方法を学びます。すなわちカラオケを流さず、マイクも使用しない場合の演奏方法です。私たちは通常、マイクを持って演奏します。歌を歌うときと同じで、演奏時にはエコーをかけるのでそれなりに上手く聴こえます。しかし生で演奏するとなると話は別です。それは音響機器を通す場合とそうでない場合では、音の響きに相当のギャップがあるからです。
ハーモニカ1本で演奏する場合は、マイクを持った場合と比較して2割ほど音量をアップする必要があります。またハンドビブラートを使って音そのものをオブラートで包んだようなまろやかな音にすると、演奏が引き立ちます。3度奏法も表現力をアップする有効な手段です。今回の合宿では、音の出し方やハンドビブラートのかけ方や3度奏法を学びます。
午前中は、特にハーモニカの基礎に重点を置きました。どんな楽器もそうですが1オクターブの上昇・下降で音が混ざらないことが最低条件です。ハーモニカの持ち方や構え、全体的なフォームを一人一人チェックして、ドレミファソラシドの音の出し方を復習しました。それから一美塾の特長は、ハーモニカを深くくわえてどっしりとした音を出すことです。(特に1番穴から5番穴辺り)口先がストロー1本が通るくらいの大きさであればダイナミックな音は出せません。この点を特にチェックしました。
昼からはマイクを持たないで演奏する場合の方法を学びました。またデュオ演奏3曲(サリーガーデン・ダニーボーイ・峠の我が家)のうちから好きな曲を1曲を選んでもらい、グループ別に練習してもらいました。
今回合宿で学ぶ2重奏と3重奏の演奏です。メニューの「演奏」を開いて聴くこともできます。編曲&演奏:中島一夫(Kazuo Nakashima)