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今年4月から清水由美と私のコンサート「ふれあいコンサート」を音楽サロンチャントで開催しています。開催のきっかけとなったのは、ある教室で行ったコンサート。想定もしないようなゴタゴタが続き、私たち講師と一部の生徒さんの間でギクシャクした関係が続き、それが教室全体に広がりました。コンサートは無事終了しましたが、その生徒さんはコンサート終了後、教室を去りました。雨降って地固まるではありませんが、結果的に良かったと思います。
教室が緊張の雰囲気にある中、いったい自分たち(清水と私)は何をしているんだと、天を見上げたものです。講師の言うことに耳を傾けない態度に翻弄されてしまいました。話し合いを最後まで断固拒否!ここまでされると、指導者としては本当に辛いものがあります。こんなことに付き合わされたら、たまったものではないと思ったものです。
そんなとき、ハーモニカを始めて2,3年の頃、毎週どこかでハーモニカ演奏をしていたことを思い出しました。福祉施設や病院・図書館、地域のイベント(夏祭りや敬老会など)などでです。
そしてあの頃の自分たちに戻ろう!原点に立ち返ろう!と思いました。多くのハーモニカ愛好家を育てるというのは私たちの目標ですが、今度のようなケースがあると、ハーモニカの指導に時間を費やしたことに空しさを感じてしまいます。何のためにこれまでやってきたのかと虚無感に陥ってしまいます。最近の活動は教室での指導が中心で、二人だけでコンサートをする機会はめっきり減っていました。
そこで月に1回コンサートを開催することにしました。会場の選定・申し込み・打ち合わせ等に時間を費やしたくなかったので、一美塾の拠点である音楽サロンチャントで開催することにしました。ここであれば使用料も発生しません。これまでの演奏活動で縁のあった方に声を掛ける程度で、チラシを作ったりしての特別な集客はしません。
これなら続けられるはずです。しかしハーモニカ演奏だけをして、はい終り!というのもちょっと寂しいものです。そこでハーモニカ演奏の合間にコーヒーを飲みながら皆さんと一緒に歌を歌うことにしました。童謡唱歌や懐かしい昭和の歌謡曲を歌います。子供🧒🏻の頃に戻ったような感覚になりますね。ハーモニカ演奏を聴いてコーヒーを飲んでお菓子を食べて歌を歌って500円です。どこにもないコンサートだと思いませんか?毎月これが楽しみです!と第1回目から欠かさず来られている方もおられます。お一人お一人との絆を大事にしたいと思います。
お客さんがゼロでも予定した曲は演奏するつもりです。自分自身に何かを課さないと人間は進歩しませんからね。それから普通はカラオケを流しながら演奏をしますが、ここではマイクなし、カラオケなしで2重奏を数曲演奏します。ハーモニカの素朴な音色を聴きたいという方も結構おられます。毎回違った曲を演奏する予定です。こういう曲が一つでも増えれば生徒さんたちも演奏してくれるでしょう。
第1回目のふれあいコンサートはブログ64号でアップしています。第2回以降からはアップしていませんでしたので、8月2日の第5回目までの概要をまとめてアップします。
第3回目のこの日、清水はどうしても外せない大切な用事があり、私(中島)一人の演奏となりました。チャント教室の堺峯子さんと坂田しおりさんがお手伝いにきてくれました。コーヒーやお菓子を出すのも結構忙しいです。プログラムで演奏の雰囲気を感じてください。後半は美空ひばりさんの曲を演奏しました。