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ブログ第87号:筑紫野教室発表

 昨日10月22日(火曜日)は筑紫野教室の第9回発表会でした。会場はいつものレッスン場で、ここは一美塾10教室の中で一番広く、壁一面が大きな窓で非常に開放的です。圧迫感が全くありません。

 昨日の参加者は筑紫野教室12名、久留米教室3名、チャント教室1名、北九州教室4名、そして私たち(清水&中島)の計22名でした。筑紫野教室は毎月第2・第4火曜日がレッスン日で時間帯は10時半~12時です。今日の発表会も通常のレッスン日に合わせて開催しました。

 司会進行は当教室の古賀重俊さん。水間敏明さんの挨拶で始まり、最初の曲は筑紫野教室全員によるオーラリー2重奏です。清水と私が会場に着いたのは開始の10時半ぎりぎりでした。到着してすばやく音響機器をセッテイング、10分ほどで終了し、さっそく発表会開始です。オーラリーの指揮をしましたが、非常に安定していて全体の音量も申し分ありませんでした👏私たちが会場に到着する前に2~3回練習をしていたのかなと思い尋ねてみると、いきなりのぶっつけ本番とのことでした。皆さん気合が入っていたのでしょう。力強い演奏でした。

 発表会はプログラムどおりに進みました。一美塾では演奏曲は何でもOKとしています。つまり徳永延生先生編曲によるアレンジ集や市販のハーモニカ曲集やフルート、バイオリン等の他の楽器の市販の曲集などです。しかし全体の8割は徳永延生先生編曲による曲です。先生による編曲は何と言ってもアドリブが洗練されていてかっこいいですね。ちょっと(またはかなり❓)難易度が高いという難点がありますが、考えようによっては高いハードルを越えていこうという姿勢が成長をもたらします。

 発表会終了後はこの会場でお弁当🍱を食べながらの懇親会でした。皆さんに一言発言をしてもらいましたが、さまざまな思いで発表会に臨まれているんだなあと改めて実感しました。皆さんの演奏も年々向上しています。音色も良くなっていますので、この調子で頑張ってください!!😀

 

ちくしの発表会10.22
水間 敏明(時計:筑紫野教室)以下、敬称略
松岡 宏道(すばる:筑紫野教室)
相良 浩文(ドナドナ:筑紫野教室)
坂本 佳子(月の沙漠:筑紫野教室)
古賀 重俊(別れの曲:筑紫野教室)
大武 好治(太陽がいっぱい:筑紫野教室)
猪俣 泰夫(ゴッドファーザー愛のテーマ:筑紫野教室)
青木 まり子(道化師のソネット:筑紫野教室)
山下 トモ美(ジュピター:久留米教室)
徳永 孝子(もののけ姫:久留米教室)
梅原 ひろ子(パリの空の下:久留米教室)
江﨑 尚美(駅:チャント教室)
永野 聡子(この素晴らしき世界:北九州教室)
榊原 幹太(Water Is Waide:北九州教室)
久保 健治(Smile~晴れ渡るように~:北九州教室)
平嶋 雅之(栄光の架け橋:福岡教室)
青木さん、坂本さんには発表会の前日にこの会場に来て飾りつけ🌷をしていただきました。本当にありがとうございます。
このイラストの原画は私たちのために入江さんという方が描いてくれましたが、当教室の水間さんがその原画を元に大きく描いてくださいました。有難うございます!!
1番の途中からの録画となりました。申し訳ありません。皆さんのハーモニカを持ったときのフォームがいいでしょう!!
発表会終了後はここでお弁当を食べながら懇親会をしました。皆さん満足そうな顔😁ですね。

 さて今週金曜日の25日から2泊3日で一美塾の合宿を行います。場所は「大牟田ハイツ」というところで、ここは大牟田市の甘木山という小高い山の上にあります。眺望が大変良くて、遠くは雲仙普賢岳⛰️や有明海を臨むことができます。ここ最近、コロナ禍の影響で実施していませんでした。最後に行ったのが2019年ですので、5年ぶりの開催となります。

 私にとって合宿と言えば、2007年に参加した和谷泰扶先生の合宿を思い出します。場所は滋賀県にある「のぞみ荘」という宿泊施設で、ここから徒歩2~3分のところが琵琶湖です。朝起きて湖畔を散歩した懐かしい思い出があります。そしてその前年、ここから徒歩10分程のところにある滋賀県立芸術劇場琵琶湖ホールで関西ハーモニカ連盟主催のハーモニカコンテストがあり、清水とデュオ部門で出場し1位を取ることができました。

 そして忘れられない思い出がもう一つ。1997年に開催されたトライアスロンの大会「アイアンマン JAPAN’97 IN LAKE BIWA」(スイム🏊3.9キロ、バイク🚴(自転車のこと)180.2キロ、ラン🏃42.2キロ)に出場したことです。この大会はトライアスロンの最高峰「アイアンマンハワイ🌴」への出場権をかけた日本で開催される唯一の大会でした。この大会で上位入賞するとアイアンマンハワイへの出場権を獲得できるというものです。
しかし開催日の前日から滋賀県は暴風雨🌀に見舞われました。会場となっているのが彦根プリンスホテルです。ほとんどの出場者がここに宿泊しています。開催日の前日は賑やかな前夜祭があり多いに盛り上がります。台風が迫ってきてもホテルですからビクともしません。しかし私は宿泊費を浮かすためにホテルには泊まらずスイム会場でテント泊をしました。ここならただです。その頃はよく九重の山に登ってテント泊をしていたので、装備はバッチリです。スイム会場がスタート地点ですから移動する時間が省けるという計算もありました。しかし琵琶湖は台風で大いに荒れて時折水しぶきがテントにまで迫ってきます。大きく揺れて吹き飛ばされるのでは思ったほどです。

 この状況にもかかわらず私は安心しきっていました。神経が図太いからではありません。それはスイム会場内にはロープが張られ、そこには若い警備員のお兄ちゃんたち数人が夜間の警備に当たっていて、もし私に何かあったらお兄ちゃんがすぐに助けに来てくれるだろうと思ったからです。そしてテントの中でコーヒーを飲みながら、仕事とはいえこういう状況で働かなければならないお兄ちゃんたちを気の毒に思ったものです。
 翌日、雨は止みましたがまだ強風💨が吹き荒れています。スタート時間が近づくにつれ、出場者が会場に集まり始めました。「中止になるだろうか、強行するだろうか」という会話があちこちで飛び交っています。その時主催者側から「試合を開始するか中止するかを現在検討中です!!」というアナウンスがありました。波が荒いと水死するおそれがあり、自転車では転倒して負傷するケースが続出するからです。そのようなアナウンスが何回か繰り返されスタートの時刻から遅れること1時間。遂に開催決定のアナウンスがありました。正確には、スイムを中止してバイク(自転車)とランの2種目で行うということです。その瞬間、せっかくここまで来たんだから中止にならなくて良かった!!という安堵感😌が湧き上がってきました。ほとんどの選手がそうだったと思います。

 バイクでは強風で時折ジグザク走行になったりしました。雨は止んでいたものの蒸し暑くてランでは結構水を飲んだと思います。しかし悪戦苦闘しながら何とか完走することができました。結果は、残念ながらアイアンマンハワイ出場の権利を取れる順位ではありませんでしたが、よし!また来年も琵琶湖に来るぞ!!という気持ちが湧き上がってきました。しかし残念なことに琵琶湖のアイアンマン大会はこの年で中止となってしまいました。大会が中止になるということは海外で開催されるアイアンマン大会に出て出場枠を取らなければならないということです。ここでハワイ出場を諦めるわけにはいきません。そこからアイアンマンカナダへの道が始まりましたが、今日はここで打ち止めとします。「カナダからハワイへの道」はいつかまたホームページにアップしたいと思います。
 琵琶湖の大会の翌日は早起きをして伊吹山登山をしました。痛い足を引きずっての登山でしたが、天気も良く最高の登山日和となりました。

当時の大会のパンフレットと出場者一覧です。ゼッケン542が中島です。

今日は午前中がチャント教室、午後からは吹きまくり、そして夜は荒尾教室ですが、これらは清水先生にすべて任せて、私はこれから合宿の資料作りです。これからふるさと、ちょうちょう、夕焼け小焼け、ゆりかごのうた、峠の我が家(2重奏)、サリーガーデン(2重奏)、ダニーボーイ(2重奏)、真珠貝の歌(3重奏)の録音をしてCDを作ります。参加者は25人程ですので約30枚のCDを作ります。私は2泊3日で大牟田ハイツに泊まるので、母はこの間、ショートステイで過ごしてもらいます。大牟田ハイツに泊まると言っても猫のアラちゃんの圧迫排尿をするため、朝と夕方自宅に戻ります。忙しいですが、皆さんの一生の想い出になるだろうと思うと気合が入ります。

 ではこれから録音作業に入ります。最後まで有り難うございました!!

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